当会代表よりご挨拶

会長
菅原慶勇
秋田県理学療法士会のホームページをご覧いただきありがとうございます。第六代会長の菅原慶勇です。
当会は,1972(昭和47)年に会員数5名で発足し、2022年に五十周年を迎えます。会員数は、平成29年6月現在600名超となっています。五十周年までは,2018年の医療介護同時改訂,2019年の消費増税,2020年の東京オリンピックなどわれわれ理学療法士にとって転換期を迎えることになるかもしれない大きな事象が待ち受けています。2025年の地域包括ケアシステム確立に向けても,この1年1年がとても重要であります。はなはだ微力ではございますが,来る課題に誠実に取り組み,理学療法の発展に一層の努力をする覚悟でございます。
さて当会は、秋田県における医療サービスの質の向上にかかる調査研究を行い,理学療法士の人格,倫理そして学術機能を研鑽し,理学療法の啓発および普及を図るとともに,県民の保健・医療・福祉の発展に寄与することを目的として活動している団体です。引き続き,以下の6事業を柱として事業を展開していきます。
1.理学療法の普及と啓発事業として,県民の皆様の健康増進を目的とした理学療法週間公開講座を開催します。
2.相談・助言・指導に関する事業として,健康増進,疾病・障害予防 ならびに高齢者や障害者支援を目的に理学療法やリハビリテーションに関した相談,助言,指導をおこないます。特に,平成19年のわか杉国体を契機に平成18年に発足したスポーツ理学療法委員会(現障がい予防・スポーツ支援班)では,障害者のスポーツ大会は基より県高野連にも協力し,地方大会から甲子園出までチームのサポートを行います。
3.調査・研究事業として,理学療法に関わる医療の発展および個々の質と学術の向上を目的に,調査研究を継続します。
4.情報提供事業として,県民の皆様の健康増進や福祉の向上,そして理学療法の啓発を目的に,様々な情報提供誌を無料で配布し,わかりやすいホームページの作成を心がけていきます。
5.学会・その他の研修事業として,公益に資する団体として治療レベルの向上と医療の発展を目的に,研修会や学術大会を積極的に行っていきます。
6.関係団体と連携する事業として,医療・保健・福祉の増進を目的に医師会をはじめ医療関連団体や養成校,各自治体と連携をとっていきます。特に、行政や他職種との連携を強化して、県民の健康増進に資する事業に貢献することが重要であると考えます。
最後に,幅広く関係団体と連携をとりながら,医療と福祉サービスの推進ならびに生活支援に取り組んで参ります。今後とも県民の皆様ならびに会員の皆様のより一層のご指導ご支援を賜りますようよろしくお願い申しあげます。